「ゲームボーイミクロ」レビュー


はい。昨日の日記にも少し書きましたが、「ゲームボーイミクロ」を購入しました。早速ですが、レビューを書いてみようと思います。


ゲームボーイミクロ (ブルー) 【メーカー生産終了】

ゲームボーイミクロ (ブルー) 【メーカー生産終了】




お店に行くまでは日本限定発売のファミコンカラー」を買う気満々だったんですけど、結局「ブルー」を購入しました。

と言うのも、友達と一緒にお店に行ったのですが、そこで実物のファミコンカラーを見て友達と一致した意見が、






「……何かこれ、安っぽくない?(汗)






……というものだったからです(汗・「ファミコンカラー」を買った人、ごめんなさいっ!)。他の4色はいかにも「大人の為のゲームボーイ」という感じで、オシャレ度(?)が高いデザインだったのですが、ファミコンカラーだけ、何だかパチモンのおもちゃのような質感で(汗)購入意欲が萎んでしまう出来だったのです。

何というか……もっと本物のコントローラーそっくりな質感を想像していたのに。公式ページの画像よりも、ブリキ感が増していて、ちょっとションボリ。

それで、「ファミコンカラー」以外の4色(同じく、上記公式ページの画像参照)の中ではブルーとパープルが個人的に好きで悩んだのですが、パープルの色合いがちょっと私の好きな色合いより濃い目だったので、ブルーにしました。


ゲームボーイミクロ・ブルー


そんなわけで、早速ですが、私なりの「ゲームボーイミクロ」の感想等を書いてみようと思います。

◆ 小さい!可愛い!名前の通りマイクロクロサイズ。

本体の大きさですが、実際に手で触れてみると画面で見るよりはるかに小さく感じます。この大きさは、本当に何処に持っていくにしても、簡単に収まる大きさです。携帯電話と同じくらいだもん。っていうか、薄さを考えると携帯よりも小さい。ちょっと、比較画像を出してみましょう。


携帯電話と比較

カートリッジと比較


携帯が微妙に古い機種なのは、この画像を撮影するのに今使っている携帯が必要な為、昔の機種を引っ張り出したからです(^^;)

折りたたみタイプの携帯電話とほぼ同じ大きさなので、実際にプレイ感覚を試してみようと思ったら、携帯電話を横に持ってみるといいですよ(笑)

◆ 画面の美しさはDS以上

今回、一番驚いたのが画面の美しさです。発色の美しさはNintendoDS以上だと思います。画素の密度が濃いからかな……。画面は小さくても、一つ一つのドットがくっきり表現されるので、RPGのような文字が多いゲームでも問題なくプレイ出来ます。

画面の明るさはLボタンを押しながら音量の上下を弄る事で5段階に調節可能。一番暗い設定にしても十分明るいと思います。

ただ、これは慣れの問題なのかもしれませんが、GBASPやDSに比べて、目が草臥れるような気がします。画面が細かいからか、もしくは発色が明るすぎるからなのかな……?わりかし、眼球披露がすぐに来ます。長時間の連続プレイはいけないよという任天堂からのメッセージだったりして(^^;)

◆ ボタンは元祖ゲームボーイアドバンスに近い

ボタンがちゃんと飛び出しているんです。折りたたみ式になったGBASPやDSはどうしてもその構造上、ボタンのストロークが浅くなってしまったわけですが、ミクロはその心配をしなくていいので、ボタンが押しやすいです。

上についているRLボタンは、端っこよりも真ん中を押すような感じでプレイするのがいいと思います。

◆ ヘッドホン端子、標準装備

ヘッドホン端子が標準で付いているのは有りがたいです。

音量調節は本体右側にあるボタンで調整。ボタン式の音量調節は賛否両論ありそうですね。ジョグダイヤル式と違って、瞬時に変更し難いので。ただ、逆にボタン式は音量の微調節はし易いです。ジョグダイヤル式のNintendoDSは小さい音量の微調節がしにくかったので……(DSはある一定の音量から、更に音を下げようとすると、急に音量OFF状態になる)

電源を入れるときに、音量を下げるボタンを押しながら入れると、音量が最小(サイレント)状態で電源が入ります。電車の中とかでプレイする人には便利な機能なのではないでしょうか?

あと、これは未確認情報……というか、説明書のスペックを見ても分からなかったのですが、GBAって音源はステレオじゃなくて、モノラルですよね、確か。でもミクロで今日本体と同時購入した「マリオテニス」をヘッドホンでプレイしてみたら、右と左で別々の音が出ている(ステレオ)様な気がするのですよ(汗)誰か、この辺の仕様に詳しい方、耳の良い方、検証をお願いしますっ!

◆ オシャレなゲーム機、ここに誕生!

そんなわけで、一通り見てきたわけですが、やはり、この「ゲームボーイミクロ」の特徴を一言で表すなら、「オシャレ」の一言に尽きるのではないでしょうか?スペック的には1世代前のゲームボーイアドバンスと同じなわけで、その差異といえば、見かけの違いに他なりません。嘗て、ここまで見かけを大事にしたゲーム機は存在したでしょうか。

同じく、見かけを大切にしたゲーム機というと「PlayStationPortable」がありますが、「PSP」と「ミクロ」では決定的に違う部分があります。それが、本体の大きさです。

日本人は小さいものが好きと昔から良く言われますが、これは事実でしょう。もっと言えば、スタイリッシュ、クールといった要素の裏にある「可愛さ」という価値観を大切にする人種なのではないかと。格好いい、クール……というだけでは駄目なんです。可愛くないと。たまごっちとかもそんな感じですよね。

そんなわけで、私的には大満足の一品。定価12,000円の過去のゲーム機。*1付加した要素は「オシャレ感」。こんな商品もありだなぁと感じた一日でした。

◆ 余談

これから「ゲームボーイミクロ」の「ファミコンカラー」を通販で買おうと思っている人は、一度でいいので店頭で実物を確かめてからの方がいいと思います(^^;)画像で見る程、質感は良くありません。

◆ さらに余談

http://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20050913/gbm.htmより。

購入者を見ていると、平日ということもあってか、20代から30代のいわゆる「ファミコン世代」の男性が多く、そのほとんどが「ファミコンバージョン」を購入していた。女性も比較的多く見かけたが、こちらは大抵がブルーやパープルなどのカラーモデルを購入しており、ユーザー層によって全く異なる志向が見られた。

う〜む(^^;)。やはり男性には「ファミコンカラー」の人気が高い模様です。「ファミコンカラー」は質感がなぁ……。

*1:私は、11,480円で買いました。