秋のゲームソフト

昨日はソニーの新作ゲーム発表会に行ってきました。そんなわけで、一足早く色々なゲームのプレゼンを聞いたり、体験版をプレイさせてもらったので、当たり障りのない範囲で秋にかけて気になるソフト等を紹介。

みんなのテニス(PS2)

今年の秋のSCEの目玉ソフトですね。昨日発売のファミ通にも載っていますが、SCE、かなり力を入れています(笑)注目ポイントはやはり「みんゴル」スタッフが作った新作という事と、日本テニス協会が唯一推薦しているテニスゲームと言う事でしょうか。価格も4,800円とお手ごろですし。

で、あくまで体験版からの感想なのですがテニスゲームとしては超優良ソフトですね。触って、打って楽しい。初心者でもすんなりとゲームに入れる。このゲームは体験版を頂く事が出来たので、家に帰ってから妹と対戦プレイをしたのですが、普段ゲームをしない妹も「これ、面白いっ!」とすぐ、ゲームに馴染んでいました。雰囲気もみんゴルテイストをそのまま引き継いでいてキャラの決めポーズとかを見ても、「ああ、これはテニス版みんゴルだ」……と感じる事が出来ます。

が、しかし、テニスゲームという事もあって、やはりみんゴルに比べたら飽き易いような気がします。体験版は収録コート数が少ないと言うのもあるのですが……。しかし、コートの質が変わってもそんなにプレイ感覚に変化は感じないと思うのですよね。この辺コース毎に多彩な変化があって、その変化に応じた戦略を練る必要があるゴルフとの最大の違いなのですが……。他社さんだと、やっぱり「マリオゴルフ」と「マリオテニス」だったら「マリオテニス」の方が飽きるのが早かったし。

あと、これもテニスゲームの宿命ですが、対COMでは単純に左右に振るだけのラリーの打ち合いでは中々決着がつきません。足が早いんだ、どのキャラも(笑)ボレーをかますなり、前後に振るなり、何かしら仕掛けを出す必要があります。

誰でも気軽に楽しめるし、大勢で遊ぶと盛り上がれるけれど「みんゴル」程には一人プレイは向いていないかなぁ……でも良質テニスゲームとして一本は確保しておきたい作品ですね。

天地の門2(PSP)

これは面白いっ!秋にかけて気になる一本ですね。

今回の発表会で感じた事なのですが、秋にかけてはジャンルがアクションに偏りすぎているという印象を受けました。特にRPGは不作ですね……。

そんな中、RPGの新作(アクションRPGだけど…)として出る天地の門はかなり期待大です。体験版でも特にアクションが難しいという印象は無く、綺麗な世界の中を二人の主人公(本作では主人公が二人いて、その二人の操作を切り替えながら進めていく。この切り替えはボタンひとつで出来て簡単っ!)を操って進めていく感覚は非常に楽しいものでした。

後はシナリオでこけなければいいのですが……(^^;

コロボットアドベンチャー(PS2)

デモ映像がすっごく面白そうだったのですよ。今回見させてもらったアクションゲームの中ではピカいち。店頭等でデモが流れるようになったら是非みて下さい。

主人公にまとわり付くコロボットというロボットを上手く使って進んでいくアクションゲーム。一列につないで梯子やロープの代わりにしたり。自分の両脇に並べてから回転させて宙を舞ったり……。

ただ、今回プレイさせてもらった体験版では、まだ爽快感に難ありという感じ(^^;)製品版ではもう少し判定を甘くして、バンバン進めるようになっているといいなぁ。

雨格子の館(PS2)

これも霜月さん期待大の新作!っていうか、発売されたら絶対買うっ!

ジャンルが「本格推理アドベンチャー」となっている所から分かるように最近では数少ない推理アドベンチャーです。作成しているのが日本一ソフトウェアフォグの共同開発なのですよ。

フォグと言えば、知る人ぞ知る「ミッシングパーツ」シリーズを作成した会社ですね。「ミッシングパーツ」はシナリオが大変面白い探偵物だったので、今作もシナリオには多大の期待をしています。

舞台は深い森の中にある洋館。そこに集められた俳優たちが一晩に一人ずつ殺されていく……と、サスペンスの設定としてはオーソドックスですが、今作の新しい所は、その殺人をリアルタイムに推理していき、推理が当たればその人物は死なずに次の日に進むという事。殺されてから推理ではなく、「今夜殺される予定」の人を予め予測するという部分でちょっと他とは違った雰囲気になるのではないか……と思っています。

……ただ、今はジャンル的にADVって弱いからなぁ…………(^^;)私は好きなんだけどなぁ。

ドラゴンボールZ Sparking!NEO(PS2)

出来はまぁまぁ……だけど、ここ最近ドラゴンボールのキャラが出ているゲームが乱発気味なのが気になる所。「超ドラゴンボールZ」もこけたしねぇ……。そんなわけで、バンダイのゲームではこっちよりも気になったのはこれ↓

ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド(PS2)

ジョジョきたーっ!

うん、このゲームは何か不思議な力があるよ。販売する側としては数字が読みにくくてかなわん(笑)「ポージング」や「波紋」を使って進んで行くのですが……。ファンなら堪らない演出が。ただ、ファンじゃない層はちょっと受け取りがたいか。

○○○ム○○○○○○○○(PSP)

大人の事情により伏字(^^;)これはPSPで出来るというのが最大のメリット。体験版を触ってみた感想も上々。売れそうです。


……以上が今回、私がプレイした中での期待の作品。という事でここであがっていない作品で今回出展していたゲームは、発売までにもう一歩前進して欲しいなぁ等と辛口評価しておりました。

っていうか、天地の門2の所でも書いたけどジャンルが偏りすぎている。アクションばかりで押していくのは厳しいものがあると思うんだけどなぁ。RPGとSLGが弱い。この二つのジャンルで何かプッシュ出来る作品が欲しいなぁと感じました。あ、あと名前は挙げなかったけどBL系でちょっと来そうなのもありました(とは言ってもBL系は元々キャパが狭いジャンルですが)

あ、あと今回の出展とは全然関係ないのですが、某社の方に「ジ○○○ダ○○」の事もちょっくら聞いてきました。私が気になっていた1マップあたりの戦闘時間等は私の想像よりもずっとスピーディーに進むみたいで期待度アップ。うわ〜い、早く体験版触ってみたいなぁっ!←まだまだ先やないか〜。