続・大岡さんのローマ字表記

昨日までのあらすじ。

「大岡(おおおか)」さんのローマ字表記が気になった霜月さん。「おおおか」と「お」が3つ続いている部分はどう表現すればいいのか?

「おーか(oka)」?「おー・おか(ooka)」?「おおおか(oooka)」?……ちなみに、私の住んでいる地名の「大津(おおつ)」は「otsu」と表記します。

そんな話をTにしてみた所、

「最初の『おお』は『oh』ちゃう?『Ohoka』さん」

……という説を提唱。成る程!確かに「Oh」は「おぅ」という感じでニュアンスを正確に表しているような気が。

……あれ?でも、まてよ?「Ohoka」だったら「おほか」さんにならへんの?

……という疑問が出てきた所までが、昨日の日記。まさか、この話を3日も引っ張る事になろうとは(笑)

さて、有り難い事に、この話題に対して、Web拍手とメルフォ投稿で色々意見を頂きました。ありがとうございます〜!早速、ご紹介。

"Ohoka"で良い気もします。実際、この"h"を子音と見なして発音するのは結構大変だし、外国語でもこの"h"の子音を正確に発音するものは少ないようです。フランス語、イタリア語では"h"は長母音ですし、ドイツ語もそう。韓国語でも語中の"h"は曖昧です。英語でも単語の途中のhは発音しないことがある。

成る程!こういう記述の場合だと、「h」は発音しないのが一般的な読み方なのでしょうか。「h」の子音は確かに発音しにくいですし。

フランス語&イタリア語&ドイツ語では長母音というのは初めてしりました。どんな音なんだろ……ドイツ語で音階*1の「シ」の音は確か「ハー(h)」だった気が。そんな感じなのかな。

でも、それだと、逆に「おほか」さんという苗字の人がいたら、その人の場合、どう記述すればいいのかしら(^^;)

「おおおか」は、ローマ字ではOh'okaと表記すると良いでしょう。
ほかにも、つなげて読んでしまいかねないものにもアポストロフィをつけるのが慣例です。
例:「せんえん(千円)」→Sen'en

へぇっ!へぇっ!へぇっ!(連打)それは初めて知りました!そういう区別の方法があったのですか。成る程、確かに千円も普通に「Senen」と書いたら「せねん」と読んでしまいそうです。

羅馬字表記に関するリンク

入間平十郎さんより。)

「ローマ」を漢字で表記すると「羅馬」と表記する事が、まず勉強になりました(^^)

上のリンク先を見ると、ひき音(ー)は「^」で表記するとありますね。例えば「おかあさん(oka^san)」(本来は「a」の上に「^」。詳しくはリンク先参照)という事は、「大岡」は「O^oka」と表記するのが正しい……?

下のリンクの方は2連続の母音(「おおの」とか)については書いてありましたが、「おおおか」のような3連続の母音については書いてありませんでした。う〜ん……。

以前、「大岡越前」が英語新聞のテレビ欄で「Ooka Echizen」と表記してあったので、「Ooka」でいいのでは無いでしょうか?「h」を入れると、誤読されそうですし。

keyさんより。)

ああっ!成る程っ!そういえば、「大岡越前」も「おおおか」ですね。う〜ん……これはちょっと面白い。そうだっ!Googleで検索してみよう!

「Ooka Echizen」で検索
http://www.google.com/search?hl=ja&lr=&ie=UTF-8&oe=UTF-8&q=Ooka+Echizen&num=50

おお〜!406件ヒットした。これは「Ooka」でファイナルアンサーかな……いや、まてよ。今度は「Ohoka」で検索してみよう……。

「Ohoka Echizen」で検索
http://www.google.com/search?hl=ja&lr=&ie=UTF-8&oe=UTF-8&q=Ohoka+Echizen&num=50

……む。こっちでも85件ヒットしている。どっちがメジャーな表記なんだ……(^^;)


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いや、しかしこうして見ると色々な表記方法があるもんなんですね……。貴重な意見を頂いた皆様、有り難うございました!m(_ _)m

*1:「ドレミファソラシ」の事。日本語なら「はにほへといろ」。ドイツ語なら「cdefgah(ツァー・デー・エー・エフ・ゲー・アー・ハー)」と言う……と小学生の頃、ピアノの先生に習った気が(汗)