見えない貧困、気付かない貧困

読んだときに衝撃を受けて何か書こうと思ったのに何て書けばいいかわからない。

http://0000000000.net/p-navi/info/column/200601162023.htm

このような事実がある事すら気付かない人もいるでしょう。ある意味、ホームレスの人たちは目に見えているから、問題にする事も出来る。問題になれば解決策を出すことも出来る(事もある)。でも、この文章のモデルのように月収5万円の貧困層というのは、目に見えない部分で貧困を苦しんでいる。問題にされにくいから生活保護がどんどんと減らされていく。飢えによる苦しみ……そして、餓死。見えない問題は人の死により、ようやく見える問題へと変わる。日本は世界でも有数の豊かな国では無かったのか?それなのに、餓死寸前の苦しい生活をしている人たちが社会問題に取り上げられる機会もあまり無く、苦しんでいるのは何故?

いまは、まだギリギリ踏みとどまっているのかもしれない。けれど、この「目に見えない貧困層」が今後増加していった時、いつか必ず取り返しのつかない事態になる。状況を改善するならいましかないでしょう。「見えない問題」を「見える問題」にして解決しなくてはいけない。見えないからと行って目を背けていては必ず恐ろしい事になる。



……とは言うものの、日本の財政事情は相変わらず苦しいからなぁ。