フリーのオンラインフォントが、au製端末上で無断使用される

http://www.forest.impress.co.jp/article/2005/03/29/majorkong.html

一連の事件の推移と結末。

今回の問題によって、ソフトやフォントといった個人のデジタル創作物は、いとも簡単に別人の作品として公開されてしまう危険性を伴っていることが再認識された。今回の事例では、この行為が錯誤によって発生したものであり、故意に行われていないことは確かではあるが、こういった問題が起こってしまう背景には、デジタル創作物であるがゆえにコピーを簡単に行えること、個人創作物はその公開方法ゆえに大手企業の創作物に比べ認知を得にくく、その結果として別人の作品として公開されても社会的には判別不能であることが挙げられる。

個人的にはデジタル創作物に現状の著作権を厳密に当て嵌めるのはそろそろ苦しい気がする。コピーされる事を前提にした方法論に変えないと無理っぽい。