個人的には感想ではなく、分析している文章だと読みたくなる。

岸和田ダイアリーさんのエントリ、「ウケるゲーム系ブログの作り方(↓)」という文章を読んだ。

http://d.hatena.ne.jp/kishiwadungeon/20060214#p1

う〜ん、この文章は難しい(^^;)真面目に言っているのか、それとも逆に「こういう記事は書くな」と諭す文章なのか見極めが難しいですね。

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不肖ながら、私もゲームレビューを書いている身なわけですが、逆に私が閲覧者の立場で見ている時の事を考えると、私が好きなゲームレビューというのは感想が書いてあるよりも、寧ろ、分析してある文章のような気がします。この二つはどう違うか?

例えば、「○○はゲーム性が面白かった」「○○はストーリーが感動した」……これは、私の基準で言うなら感想止まりです。プレイした人が楽しんだり、感動した事は伝わっても、肝心のゲームの内容が伝わってこない

面白かったなら何が面白かったのか、感動したのならどういう所が感動したのか、つまらなかったのなら何がつまらないのか、その原因・理由までをしっかり書いて欲しいのです

特に、欠点を上げる時はしっかりその理由を書いて欲しいです。私は別に欠点は書かない方がいいという考え方は持っていません。つまらないならつまらない、そうハッキリ書いてある方が寧ろ好感が持てます。

しかし、ただ、「つまらない」の一言しか書いていないなら、それは単なる罵声でしかありません。読み物にするなら、罵声を批評にまで昇華しなければならない。その為には何が原因で、そのゲームはつまらないのかという理由をしっかり明記しなければならないと思うわけです。逆に言えば、その理由がしっかり書いてあるなら、どんだけ欠点を上げる文章であっても構わないと思うわけで。



……でも、だからと言ってあんまりにも長すぎる文章だと、逆にまた読む気が無くなったりするんですけどね(^^;)