第一位「cross†channel」(PC)

栄えある第一位は「cross†channel」でした〜!……って、Amazonのリストにパソコン版「cross†channel」が無い!(涙)仕方が無いのでPS2版の方を貼っておこう。しくしく。PC版の方がパッケージがいいのに……(PC版のパッケージはここの左上の画像です)

クロスチャンネル ~To all people~ 通常版

クロスチャンネル ~To all people~ 通常版

「こちら群青学院放送部……生きている人、いますか?」

この台詞が意味するものは何か?それは主人公たちがいる世界に大きく関わること。時空の歪の中で主人公が気付く真実。そして、感動の結末へ……。

このゲームに関しては何を書いてもネタばれになってしまうので感想が書きにくいのですが、最後のエンディングでこれだけ感動し、満足出来るゲームも珍しい。お話が終わったあとの余韻で暫くはひたすら脱力。

テーマである「心の傷」とそれに対する「現実」。その描写が秀逸でプレイしてジーンときます。

fate」のシナリオライターである那須きのこ氏が「家宝にします。絶対に超えられない壁として君臨する作品に、出会ってしまった不運と幸運をかみ締めて」と言ったのは伊達ではありません(注:竹箒日記:2003年10月17日参照)

あと声優陣……特に男性陣に豪華なメンバーが集まっているのも特徴ですね。何せベジータの中の人とか、犬夜叉の中の人とかフラガ大尉の中の人とか(笑・中の人連発。具体的には、子安武人さん……では無かった、十文字隼人さんに、山口勝平さん……じゃなかった、牛久京也さんに、堀川亮さん……じゃなくて間寺司さん。まあ、有名な話ですが)

特に物語前半での特殊な言葉使いやシモネタ連発で面食らう人も多いと思いますが、何とかそこを乗り越えて最後までプレイして欲しいです。軽い言葉使いの後ろに隠れていますがテーマは超ド級に重くシリアスなお話です。

雲ひとつ無く澄み渡る青空のような清清しいエンディング……是非、感じて頂ければと思います。