他のソフトを使う

さて、上の二つはあくまで「しぃペインター」に拘った場合。少々操作感が違ってもいいなら、他のソフトを使った方が楽です。

そんなわけで、代替ソフトを検討してみます。まず、「しぃペインター」の特徴を見てみます。

  • 複数枚のレイヤーが使える。
  • コピー、ペースト、結合、四角、楕円、塗りつぶし等、一通りの機能はそろっている。
  • 独特の描き味の水彩ペン。
  • タブレットの筆圧感知は未対応(非公式)

「しぃペインター」は、元々お絵描き掲示板等での利用が前提になっているので、実は機能的にはあんまり大した事ありません(^^;)最近のソフトなら殆どの機能がそろっているはず。むしろ、機能が少ない事で、ツールのレイアウトがスッキリして必要な機能がすぐ呼び出せるのが嬉しい。ですが、これは慣れの問題で、どのソフトにしても使っていればそのうち慣れます。

個人的に「しぃペインター」の最大の特徴は、あの独特な描き味のある水彩ではないか?と思っているのです。なので、そのへんを詳しく……。

テスト

しぃペインターのメインのペンは「えんぴつ」と「水彩」。(場合によって「エアブラシ」)。まず、「えんぴつ」なのですが、アンチエイリアスがかからないという特徴があります。つまり、「線がぼけない」。シャギーの効いたギザギザな線が引けます。

そして、「水彩」こっちは淡い色の変化が特徴です。この色の変化はタブレットの筆圧感知によるものでは無く、繰り返しなぞる事で色が濃くなっていくという仕様になっています。

しぃペインターはこの微妙な色の薄さを不透明度(RGBの下にあるAの値)で調節します。
このへんを踏まえて。