キーワード

はてなダイアリー評議会議題3号」および「はてなダイアリー評議会議題4号」の結果が出ましたね。結局「暑い」「喜ん」共にキーワードとして認められずという事です。この結果からユーザーの求めているものも分かってくる?

ちなみに、私は両方とも削除の方に投票。いや、理屈から言えば「暑い」は残してもいいとは思うのですが、「暑い」のしきい値が結構高かったのですよ。21。これを消そうと思ったらしきい値を25にしなければいけない。25にするとかなりの数のキーワードが消えちゃうんですよね。

はてなのキーワードは意味を説明するだけの為に存在するわけじゃない。日記のキーワードから同じ話題を扱っている人を手繰る目的もある。ただ、その目的も「暑い」という普遍的な言葉だとあまり意味を成さない気がする。実際、私の日記も過去何度も「暑い」という言葉を使っているにもかかわらず、未だにこのキーワードから飛んで来た人は0だ。

昔みたいにキーワードは名詞だけみたいにした方がいいかもしれない。日記の設定もジャンルとかしきい値よりも品詞のチェックにしてくれた方が私にはずっと実用的だ。*1私が同じ話題を扱っているサイトをチェックする時に手繰るキーワードは殆どが固有名詞、玉に普通名詞で、名詞のみのチェックで事足りる上にリンクの乱立も避けられる*2ので、品詞によりフィルタリングが出来たら、しきい値を10から0に戻すと思う。

*1:リンクされたくない人の為のモデレーションシステムと言うけれど、すべてのキーワードが同じ基準で識別されるため、実際には使いにくい。なぜならマニアックな単語、オタッキーな単語等で特に顕著なのですが、興味の無い人が不要に投票する為、これらの言葉のしきい値が低くなる傾向にあるからです。しかし、こういう単語を残そうと思ってしきい値を下げると今回のような「喜ん」「暑い」等もヒットしてしまう。しかし、両方の単語で不必要な理由が全然違うのです。そんなわけで「リンクしたくない人の為にモデレーションシステムがある」という理屈はモデレーションシステムがいまいち使いにくい現状では説得力があまり無いように感じてしまう。今回の投票で両方のキーワードともに削除の投票が多かったわけですが、その人たちの中に「しきい値を上げたく無いけど、この言葉はいらない」と思った人が少なからずいたと思う。

*2:どんな言葉でも登録出来て、最終的に文章の9割以上のキーワードにリンクされたら逆にはてなのキーワードの価値は全く無くなるだろう。森の中で一本の木に注目する人は皆無だ。逆な発想ですが「キーワードシステム」を生かすならキーワードされる単語の数は多くても3〜4割くらいの方がいいと思う。デフォルトの状態で文章の9割以上にアンカーがつく日記に新規加入者がつくだろうか。