「信長の野望・全国版」リプレイ−第5回

はい、忘れた頃に微妙にリクエストがやってくるレトロゲーリプレイ。第三弾の全国版も、ついに第5回。前回のリプレイは……4月13日の日記にて。

え〜と、また間が開いたなぁ……気軽にプレイした結果を載せるはずだったのに、何かワンプレイするのにやたら気力がいる。編集前提のプレイだからかな?ええと……前回は……一気に領土を手に入れた所までか。状況確認も兼ねて、全国の状況を見てみましょう。情報は戦略の第一歩です。

まずは、東北・北海道地方。

東北

阿岡、杉平、上藤、丸井と言った大名は一揆や謀反によって下克上を成したクローン大名ですね(^^;)そういった新興勢力が犇めく中、関東の雄北条家が東北を統一しようと目論んでいます。陸奥にまで勢力を伸ばしているか〜。後々大変そうだ……

続いて北陸地方

北陸

加賀の本願寺能登の畠山家を殲滅、その隙を狙って上杉謙信越中、加賀を攻め取る。さらに、その上杉の隙を狙って武田信玄が越後を攻略。上杉、武田、北条と我が浅井家の4つ巴です。

さて、では関東地方。

関東

信長を浅井家が滅ぼしたお陰……ではありませんが、今川が未だ健在。既に大勢力となった北条の影に怯えながら里見家も何とか耐えています。やっぱり、北条家が強いなぁ。

中部地方を見てみましょう。

中部

信長を倒した浅井家が勢力を保つ中、毛利家の隙をついて勢力を伸ばした長宗我部家がついに山城にまで領土を広げている(!)目障りな……とりあえず、次なる戦略上の敵はこの長宗我部になりそう。

近畿地方

近畿

北畠家が頑張っています。長宗我部、北畠、浅井の三つ巴。摂津和泉の領土が離れ小島となっているので、まず、あそこを陸続きにしたいなぁ。

中国・四国地方

中国・四国

中国の覇、毛利元就一揆で倒れてしまった為、大混戦。そんな中勢力を伸ばしたのが、ゲーム開始と同時に滅びる事が多い弱小大名・城井家。よく、頑張った。近畿にまで勢力を伸ばした長宗我部家は肝心の四国では押され気味。九州の大友家の攻撃を受け、四国では阿波一国のみに。

最後。九州地方。

九州

竜造寺家が強いっ!九州は強力な大名が多く、島津、竜造寺、大友の3つ巴でこう着状態になる事が多いのですが(土地の利で島津が勝ち残る事が多い)、今回は大友が四国侵攻により九州に隙が出来、島津家も呆気なく滅びた為、竜造寺の独壇場。東北の北条と九州の竜造寺がゲーム後半の最大の敵になりそう。

……というわけで、史実とは大分異なる勢力図となっております。歴史でif(もしも)を体験するのはゲームならではの面白さですが、その意味では全国版は素晴らしいものです。毎回、想像もつかない全国地図を描いてくれます。もちろん、他の信長の野望でもそれは同じなのですが、リアル指向に成れば成る程あまり突拍子もない地図は出来上がらないんですね。元就が一揆で倒れるとか城井が生き残るとか、最近の信長の野望では殆ど有り得ないのではないでしょうか?大味とも言えますが、それがこのゲームの魅力でもあると思います。

さて、それではリプレイの続きに行きます。取り合えず、戦略としては中部、近畿の統一。当面の敵は長宗我部と北畠。

さて、1567年の春。この季節は主に新しく手に入れた領地の内政に勤しむ。民の忠誠度が低い領地は民に施し、お金に余裕があり、治水度が低い領地は治水工事、お金が無い領地は兵の訓練をして過ごす。

夏。当面の敵である長宗我部と北畠でしたが、長宗我部が北畠の本拠地に攻め込み勝利。北畠が滅び、長宗我部が近畿地方に一大勢力を築いてしまった。マズイ〜。どうしようかなぁ。しかし、お金も無いのでやることは春と同じ。

実りの秋。お金とお米が入って一安心。ここで、一番国が豊かな近江(27国)と国境を接している国の状態を見てみる。どの国も兵力は左程多くないものの、国力……特に民の忠誠度が低く、攻め取った後統治するのが困難そう。困った。と、その中で伊賀(28国)だけは民の忠誠度は74とそこそこの高さ、その上、兵力はたったの4(!)という状態。いったい何をしてるんだ、長宗我部は……。これは攻め込まない手はありません。兵士40のうち20を引き連れて伊賀攻め。当然のように勝利。

……そしたら、今度は近江に長宗我部が攻めてきた。まずいっ!大して国力の無い伊賀を奪うために国力豊かな近江を手放したとなっては本末転倒もいいところ。

しかし、長宗我部の兵力は13……本当にコンピュータは何をしているのだろう?戦闘に勝利。ただ、国の地形の問題上、消耗戦になってしまったので兵力が殆ど無い。波状攻撃を食らったら今度こそ近江を奪われそう。

何とか運良く敵に攻められる前に越前(22国)に順番が回って来たので、兵士15を近江に送る。ふう、取り合えず状況打破に成功。

続いて伊勢志摩(26国)に順番が回ってきたので、また26国から攻め込める国の様子を覗く。大和(32国)は同じ程度の国力なので無理。紀伊(34国)が手ごろな兵力且つ、民の忠誠度が71あるので、こちらに攻め込む。勝利。

そしたら、今度は大和(32国)から先ほど奪ったばかりの伊賀(28国)に長宗我部が攻めてくる。大した兵力ではないけど、普通に戦ったら連続で攻められた時耐えられそうも無い。平野が多い伊賀なので、おとり作成を使うことに。

これは第一部隊(大将)を囮に使い、その間に敵の大将を潰そうというもの。失敗すると逆に自分が殆ど無傷で倒されるのが欠点。今回は以下の画像のように成功。

画像

落ち着く間もなく、今度は飛騨(18国)に今川義元が攻めてくる。兵力25の所に31で攻めてくる。地形効果もあるので普通に戦っても勝てるだろうけど、それだと被害が大きいので今度は回廊を使って逃げ切る作戦に出る。

飛騨は城の周りを山岳に囲まれているので、まず攻撃力が高い騎馬隊を城(地形効果が一番高い)に入れて、本体をその後ろに移動。敵の本体以外をこの方法で最小被害で倒したら、山岳(進入不可)を使って逃げ切る、以下の画像は敵の本体以外を滅ぼした直後の図。後は逃げ切るだけ。

画像

……さて、戦闘の多かった秋も終わり、冬へ。ここでまたトンでもない事がおきる。北畠を滅ぼし、当面の最大の敵だった長宗我部元親の本国で一揆発生、戦いに敗れ長宗我部家滅亡。えぇ〜!?全国に空白地が広がる。何てこった。空白地の入札に備えて、本国にお金を送りつつ、内政。

という所で今回はこれまで。さて、次回はいつプレイするのやら……