違った見方

イラクの件は大体意見が出尽くしたようで、はてなダイアリー経由の意見も大体みたのですが、それ以外に趣味のＷｅｂデザイン経由で面白い記事が。

えーと、どこのサイトだったか忘れてしまったのだけれど、「今回の事件はイラクから真実を伝える NGO やフリージャーナリストを追い出すための謀略」という意見を読んで目から鱗が落ちた。自作自演説の反対側に、そういったモノの見方があるわけだ。なるほど、と感心する。

（備忘録４月１１日より。）

残念ながらご本人も何処のサイトが出典か忘れられたようで元記事が判らないのですが、見方によってはイラクから自衛隊を撤退させたいという謀略説の対極の物の考え方も出来るんだなぁと思った。確かにネットの反応は（私も含めて）「一般人はイラクに行くな！」という風潮が強い。この事件の後、イラクから撤退する人も増えるだろう。それが狙いなら自衛隊撤退派よりよほど深い策略に思える（成功するかどうかと信憑性は兎も角）……しかし、それが仮に本当の話だったとしても、私はかまわないと思う。フルイにかけるというわけじゃないけど、こういう事件があってもまだ現地に留まるジャーナリストは本物と言えると思うし*1、そういう記者の記事なら信用する。逆に言えばそれくらいの覚悟がないなら、やはりイラクから出て行くべきだろう。

*1:もしくは真性のバカか……