助け合い掲示板の利点

JPUGの会議室より。

http://www.ofw.co.jp/cgi-bin/psp/trees.cgi?tw=&log=&search=&mode=&v=84&e=res&lp=83&st=0

いい考えだと思います。というか、会議室も画像アップロード機能がついた方がいい。

これは各ホームページスペースの助け合い広場なんかでもそうなのですが、公共の助け合い広場の利点は当事者だけではなく、読んだ人もその知識を知ることが出来る事です。また、再び同じ疑問を持った人が過去ログ検索等を使って調べる事が出来る事です。これは共有の知識が増えるということ。ジオシティーの質問掲示板で「質問のある人はまず、過去ログ検索をしてください」と書いてあるのは、長い間の歴史の中で質問の7〜8割が既出の質問になっているから。逆に言えばそれだけ長大な量のFAQが出来上がっていったという事です。さらに、解決方法を教える側から見ても、自分の解決方法とは全く違う解決方法を他の人が答えてくれる可能性もあります。イラストの作成方法には数学と違って唯一の正解があるわけではないですから。違った解決方法を知る可能性が出てくる。逆に助け合い広場などで「問題のページをメールで送ってもらえますか?」「解決方法をメールで教えてもらえますか?」等と質問した時、コミュニティーリーダー等が「質問の問題点や解決方法などはこの掲示板上でやりとりして下さい」と注意するのもそのため。質問者が公共の掲示板を使える権利をもらう代わりに質問者側にも問題点をみんなの為に公開する義務を負う。義務が負えないなら権利をもらう事も出来ない。それが公共の掲示板というもので、ルールは無いにしてもマナーではあると思う。

だから、こういう掲示板を使っておいて、そのやり取りの一部をメールでというのはベターな方法とは思わない。第一に過去ログ検索で記事を参照する時に分かりにくくなるし、第二にそれは掲示板のやりとりではなく個人間のやりとりになってしまうと思うから。また今回の場合は第三に、他の人が違った解決方法を知っていたとしてもそれを知る機会を失ってしまいます。